HPFhito77・「オペラ狂」と自己紹介するリストランテ・トレノ経営者比良嘉恵氏

 道新文化センターの都市秘境散策講座で小樽は何回か訪れている。北海製缶小樽工場の見学は、小樽観光大使の光合金製作所会長井上一郎氏の紹介で、同工場長江川享氏が案内してくれる。工場見学後手宮洞窟まで足を延ばし、暗く、狭い洞窟記念館内に入ってみる。手宮洞窟は小樽市総合博物館の近くにあり、同博物館の敷地内に列車再利用のリストランテ(イタリア語のレストラン)「トレノ」があり、ここで講座参加者全員のランチ会となる。このレストランも前記井上氏の紹介であった。
 ランチ会終了後、レストラン経営者の比良嘉恵氏のパノラマ写真を撮り、短いインタビューを行う。比良氏は小樽生まれである。東京で就職し、マーケティング関連の仕事をする。小樽に戻ることになったのは親の介護のためで、食に対する関心もあってレストラン業を始めた。
 イタリア帰りの腕の良いコックを3年間契約で雇い、イタリア料理のレストランを開業している。場所は小樽市高島の日本製粉小樽工場の敷地内で、旧国鉄が競売にかけた列車を買い取って内部をレストランに改装している。列車の買い取り価格は300万円であったそうである。列車レストランは23年間続いて、2008年に小樽市総合博物館敷地に移動した。最初の列車移動は、日本製粉小樽工場への引き込み線が利用できたけれど、2回目の移動はクレーン車と大型トレーラ車を用いた大掛かりのものとなる。この移動は鉄道ファン間で話題になった。
 レストランを経営してから30年にもなると、比良氏は小樽活性化のキーパーソンになり、現在は解散した「おたるエコマネー実行委員会」や「伊藤整文学賞の会」(会長井上一郎氏)の会員として活動して来ている。特に1990年に第一回が始まった前記文学賞の会は初回から関わっておられる。この会は2014年に第25回目を持って幕を閉じた。トレノの店内に「伊藤整文学賞25年の歩み展」のポスターが貼ってあった。
 商売柄、イタリア旅行は良くするそうで、もう20回は行っているとの事である。旅行に不自由しないイタリア語は身に付けた。仕事柄イタリア料理を作るので、比良氏のイタリア行はイタリア料理と食材を訪ねる旅だろうと予想していたら、それに加えてオペラも楽しんでくるとの事である。自称「オペラ狂」と話が及んでも、当方オペラには無縁で、さらに突っ込んだ話にはならなかった。


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(リストランテ・トレノでの比良嘉恵氏 2014・6・11)

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